【保育園幼稚園】ホームページに載せる写真の同意書はどうする?

【保育園幼稚園】ホームページに載せる写真の同意書はどうする?

近年、多くの保育園や幼稚園がホームページやSNSを活用し、子どもたちの日常や行事の様子を公開しています。しかし、子どもの写真を公開する際には、保護者からの同意が不可欠です。本記事では、なぜ同意書が必要なのか、具体的な同意書の内容、そして保護者限定のページの作成方法について詳しく解説します。

ホームページ写真掲載にはなぜ同意書が必要なのか?

子どものプライバシーを守るため

子どもたちの笑顔や活動の様子はとても価値がありますが、それは同時に大切なプライバシーでもあります。公開する際には、その子の保護者からの許可を得ることが必要です。

法的トラブルを避けるため

許可なく写真を公開すると、法的なトラブルの原因となることも。しっかりとした手続きを経て公開することで、未来のトラブルを避けることができます。

写真掲載の同意書の内容例とその説明

基本情報の記載

  • 保護者の氏名
  • 子どもの氏名
  • 日付
  • 保育園・幼稚園の名称

これらの基本情報を記載することで、どの子どもの写真についての同意かが明確になります。

写真の利用範囲

写真の利用目的や具体的な場面を明記ることで、保護者がどのような場面での公開に同意しているのかを明確にします。

例:「以下の通り、子どもの写真をホームページやSNSでの公開に使用します。」

  • イベントや遠足の様子
  • 日常のクラスの活動
  • 作品や成果物の紹介とともに

同意の有効期間

同意書には有効期限を設定することで、一定の期間経過後に再度同意を得るか、写真の掲載を取りやめるかを考慮することができます。

例:「この同意は、1年間有効とします。」

撤回の手続き

後から公開の停止を希望する場合の手続きを明確に記載して、保護者の権利を尊重します。

例:「保護者が公開をやめてほしいと感じた際には、いつでも撤回することができます。その際は、保育園・幼稚園まで直接ご連絡ください。」

保護者専用ページの作成とは?

なぜ保護者専用ページが良いのか

公開範囲を限定することで、より安心して子どもの写真や情報を共有することが可能です。

専用ページの作り方

  • パスワードを設定: 保護者だけが知っているパスワードでログインする形式は、情報を限定的に共有するための一般的な方法です。
  • 定期的な変更: 安全性を高めるために、パスワードは定期的に変更しましょう。

注意点

外部に情報が漏れないよう、適切なセキュリティ対策を施すことが必要です。

まとめ

子どもたちの大切な瞬間をホームページで共有することは、保護者とのコミュニケーションの一環として非常に価値があります。しかし、その際は正しい手続きや注意点を理解し、安心・安全に情報を共有することが大切です。同意書の取り決めや保護者限定ページの運用を通じて、子どもたちの笑顔と成長を最良の形で共有しましょう。

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