子どもたちの未来を彩る、メーデルランド色

多くの先生やお母さんたちは、子どもたちの創造性やチャレンジ精神がどのようにして育まれるかと悩むことでしょう。メーデルランドでは自分から挑戦する気持ちと創造性豊かになるコンセプトを大切にしています。

国際幼児体育学会理事、メーデルランド代表の村田美礼さんは、カナダの幼稚園にて10年勤務し、のちにメーデルランドのカリキュラムをデザインしました。この記事では、子どもたちのチャレンジ精神と創造力を引き出すためのヒントをご紹介します。

村田美礼代表 プロフィール

メーデルランド村田美礼代表は、国際幼児体育学会の理事を務め、日本幼児体育学会の専門課程認定講師として、幼児の運動と体育に関する専門的な知識を提供し、幼児期の健康的な成長をサポートしています。さまざまな資格と経験を持ち、リズム体操としては、子供たちに楽しさをもたらす音楽教育を行い、音楽の魅力を広めています。さらに、Early Childhood Educatorとしての資格を持つ村田美礼代表は、幼少期の教育に専念し、国際モンテッソーリ教育者としても幅広い年齢層の子供たちに教育を提供しています。ベビーマッサージや子供用ヨガの指導者としても活動し、子供たちの健康と幸福の発展に貢献しています。

また、日本語を第二言語として学ぶ人々に向けての日本語教育も行い、国際的な視野における教育にも尽力しています。スノーボードの指導者としてカナダスノーボード協会の資格認定を取得し、アウトドア活動を通じた子供たちの成長をサポートしています。個人のフィットネスと健康に関するアドバイザーとしても活動し、人々の健康増進に尽力しています。カナダでの幼稚園勤務経験を持ち、帰国後はメーデルランドの「楽しく学ぶ」カリキュラムをデザインし、運営しています。村田美礼代表は、子供たちの幸福と成長に寄与する多岐にわたるスキルと知識を持つ専門家であり、教育と健康に情熱を注いでいます。

『40年の歴史に刻まれた、メーデルランドの誕生物語』

明確なメーデルランドのスタートラインは定められていないと村田美礼代表は語っていました。きっかけとなった出来事はお母様が公民館で始めた親子体操。旧浦和市の教育委員会で勤務していたお母様は、地域を活性化させる市の事業アイデアを求められました。その要請を受けて、お母様は地域の親子のつながりを強化するために、公民館で親子体操を始めたそうです。

彼女の指導のもと、親子体操は大変評価され、後にはさいたま市では親子体操が形成されました。しかし、お母様自身はビジネス的な側面よりも、教育者としての役割に焦点を当てていたそうです。その後、さいたま市各地で親子体操が広まり、未就園児が100人〜200人以上集まるサークルに成長し、四千家族以上の指導・育児をサポートが行われてきました。

『メーデルランドだけの特徴』

「メーデルランド」は、異なる習い事に通わなくても、各分野を総合的に伸ばすことができる場所として注目されています。クラスのカリキュラムの一例として、数学、図形、思考力を伸ばす「もじかずパズル算数道場」があります。このクラスでは、短期目標と長期目標の2つに分かれています。

短期目標の一環として、子供たちは試行錯誤する習慣を身につけることを目指しています。このプロセスを通じて、問題解決力や忍耐力を発展させます。一方、長期目標では、イメージ化能力や仮説思考能力を育て、より高度な数学的思考を促進することを目指しています。

1. 完全母子分離教室

「メーデルランド」は、完全母子分離教室として知られており、0歳児からのお子様を完全にお預かりすることができます。この独自のサービスはさいたま市ではメーデルランドが唯一、保護者にとって安心感を提供し、お子様にとっても新しい経験を楽しむ機会の提供ができます。

2. 幼児体育

「メーデルランド」では、幼児の身体活動や遊びが重要な役割を果たしています。身体活動は、心身の発達にとって極めて重要であり、子供たちに様々な恩恵をもたらします。遊びは、想像力を育み、集中力や粘り強さ、最後までやり遂げることの喜びを提供します。また、幼児期には逆さになる、転がる、回る、這う、支えるなどの運動経験を積極的に提供し、逆さ感覚や回転感覚、指示感覚を発展させることを重視しています。

3. リトミック

リトミックは、音楽とリズムを組み合わせた身体活動で、幼児の発達に貢献します。リトミックを通じて、お子様は音楽の楽しみを発見し、身体的な調和と協調性を発展させる機会を得ます。また、リトミックは感覚的な経験を通じて言語能力やコミュニケーションスキルを向上させる手助けをします。

4. もじかずパズル算数道場

「メーデルランド」の数学道場は、幼児期から数学的な思考と問題解決能力を促進する場所です。遊びを通じて数学の基本的な概念を学び、好奇心を刺激し、学習への興味を育むことが重要視されています。

このように「メーデルランド」は、保護者と子供たちの成長をサポートし、幼少期から幅広いスキルを育むための総合的なプログラムを提供しています。このユニークな教室は、お子様の知的な発展と創造力を促進し、親子ともに充実感を感じる場所として評価されています。

『変わる運命:教育者になるとは思っていなかった道』

大学進学の際、先生からは体育大学を勧められたそうです。だけれども、たくましい場所ではなくキラキラした場所がいいと、一回は教育の道を離れました。そして過去には、モノづくりが好きで建築業界についていたそうです。異なる職種に挑戦しましたが、自分自身に合ったものではないと感じていました。

思いがけない出会い

多様な文化が学べるワーキングホリデーをすることになり、カナダに滞在しました。滞在したカナダにもっと住みたいと思い、勉強だ!留学をしようと、大学留学が決定したのです。

何を学ぶかと考えた際に、幼少期から母親が先生として尊敬される存在だったことが、村田美礼代表の人生における大きな転機でした。どの環境においても『先生』と呼ばれる母の背中を見て教育の影響力を感じたそうです。近所の小さな子どもたちの世話をすることで教育の楽しさを覚えていたことから、教育を研究することになりました。インストラクターや教育者としての経験を通じて、教育業界には自分に馴染む形があるとメーデルランド代表の村田美礼さんは実感したそうです。

輝く未来への第一歩:楽しさ溢れる学びの種子

村田美礼さんの心を惹きつけた魅力的な教育法の発見~100通りの表現方法~

カナダでの大学研究で、村田美礼代表の心を強く引き寄せたのは、レッジョ・エミリア教育という革新的なアプローチでした。この教育方法は、教育者が子どもたちを観察し、子どもたちの探求心を尊重した方法である。子どもたちが持つ興味に焦点を当て、興味心を掘り下げることで深い学びを実現する方法です。

一方、モンテッソーリ教育は、タスクを段階的に進めていくことで子どもたちに困難を克服させる手法です。この方法は日本の教育現場でも影響を与え採用されています。これは小さなタスクを通じて子どもたちが困難に向き合う力を育むことが目指されていました。段階的なタスク設定を通じ、子どもたちが困難に乗り越える力を育む手法で、日本独自の文化と合致しています。そうした理由から日本独自の教育文化に根付いており、取り入れやすい特徴を持っています。

こうした理由からメーデルランドのカリキュラムをデザインした村田美礼さんは、カナダで学んだレッジョ・エミリア教育の環境づくりに注力し、教室の表現の自由さを尊重しているそうです。基礎概念をしっかりと築いた後に、実体験を通じて学ぶアプローチを大切にしています。これによって、事物や事象を深く理解し、大切にする姿勢が育まれます。特に、3歳未満の幼児を対象としたアプローチは、子どもたちの思考の基盤を築く重要な時期にあり、創造性を促進する基盤となります。レッジョ・エミリア教育とモンテッソーリ教育の素晴らしさを広く知って欲しいという願いもあり、取り入れました。

笑顔の輪が広がる教室:ポジティブな雰囲気が満ち溢れる教室の秘訣

親子から「メーデルランドに通わせてよかった」という感想を聞くたびに、大きな達成感を感じているそうです。そして、メーデルランドが笑顔の源になり、メーデルランドの魅力が周囲の人々にも広まっていくことが、村田美礼代表の支えとなっています。

最終的には、家族の基盤をしっかりとサポートすることがメーデルランドの目標であるそうです。0~3歳の子どもたちの教育は注目を浴びにくい時期だけれども0~3歳という時期の重要性は計り知れません。そして、保護者の教育も同じくらい大切です。メーデルランドが保護者に常に伝えている言葉があります。

その言葉とは「手を離さず、目を離さず、心を離さず」。心からの愛情と出会いの大切さ、そして成長するためには適切な土壌が必要であることを伝えています。芽は土にしっかりと根付かなければ育たないのです。だからこそ、土壌づくりが大切なのです。基礎概念は大切な土台であり、事物や事象の大小、本物の感覚・経験、色彩の理解などが含まれます。これらの概念は、0~3歳の時期から子どもたちに伝えていくべきです。

時を超えて続く学びの原点、触れる喜び、感じる満足の学び

『心の温度は、オンラインでは感じられません。心の愛、出会い、触れ合いの大切さは直接、教室に足を運んででしか学べないです。』だからこそメーデルランドは泥臭くアナログという伝統を追及し続けていると村田美礼代表は語っていました。

テクノロジーの進化とともに時代は変わっていきます。それでもメーデルランドはアナログなぬくもりを追求し続けているそうです。村田美礼代表さんは実際に五感を使って体験をするアナログの大切さを語っていました。そのアナログとは玉ねぎほり、さつまいもほりなど季節に合わせた課外活動や泥んこ遊び、田植え~稲刈りまでの米作を親子で参加できるイベントなどオンラインでは体験できない実体験のことです。

メーデルランドは子どもたちが自分の可能性を信じ、創造力を存分に引き出せる場を提供できる場所です。メーデルランドはただの学びの場ではありません。メーデルランドならではの温もりと結びついた、特別な教育空間です。心温まる繋がりが生まれ、夢が広がる場所であります。ここでは先生と生徒という枠を超えて家族で広がる絆があります。授業が終わっても、教室は活気を保ち、お母さんたちとの心地よい会話が絶えないそうです。教育はコミュニケーションが命とされる場所です。

最後に村田美礼代表の願いは、子どもたちが大きくなっても忘れずにいてくれること。大好きなことを見つけ、心に残る経験を積んでほしいと思っています。アナログな体験を通じて深く掘り下げ、家族の絆や思いやりの大切さを学んでほしいのです。メーデルランドは、「メーデルファミリー」という大家族。みんなで支え合い、人間らしい温かさを大切にしています。

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